『ダークナイト』
久々に映画館へ行きました。
もちろん、一人で!
さて、今回観たのは前作『バットマン ビギンズ』から一新されたシリーズ最新作。
前作からストーリーとしても繋がっており、見応えばっちりでした!
いきなりですが、今回の敵はジョーカーでした。
あまりアメコミには明るくない私ですが、そんな私でも知っている、前のシリーズではジャック・ニコルソンが怪演した、バットマンシリーズでもかなり有名な、あのジョーカーでした。
そしてそのジョーカー役を演じたのが、故ヒース・レジャー氏。
彼が演じるこのジョーカーは素晴らしかった!
最狂最悪の快楽犯罪者を見事なイカレっぷりで演じきっておられました!
あの独特な呼吸の仕方というかクセ(?)のようなものは非常にジョーカーのイカレ具合を体現していたように思いますし。
ジョーカー自身のキャラクターも、なんつうかもう、強烈でした・・・。
どんなに痛めつけられようとも全く怯むことなく軽口を叩き続けたり、平気で女装(ナース)したり。
特にあの、女装(割とスカートはミニ)した姿のまま爆発炎上する建物をバックに歩く姿は実にシュールであり、既知外じみていました。
子供が観たら、軽くトラウマでも残すんじゃなかろうか・・・。
それに、やり口がスゴイ。
何がスゴイって・・・、いやスゴイっていうか、酷い!
スプラッタ的な残虐さとかではなく、こう、正常な心持ちの人間ではけして思い付かないような非人道的な戦法の数々・・・。
本来悪意のない筈の人々を遊び半分に扇動して人殺しに仕立て上げようとするクソ外道っぷりには、いっそ感服すら覚えましたね。
さて、放っておくとジョーカー氏の話だけでレビューが終わりそうなので話題を変えましょう。
今回はストーリーも非常に良かったです。
単なるヒーローもので終わらない、重厚な構成でした。
正直個人的にはアメコミヒーローと言ったら、我々は正義なんですよとか簡単に言ってくれちゃったりする方々のことなんでしょ、とか心の片隅で思ってたりもしてましたけど、でも全然そんなことはなく。
様々な葛藤や苦悩が垣間見える、本当に重厚な、自分たちの正義を貫こうとする男たちの物語と言った感じでした。
演出もかっこよかったですね。
バットモービルがイカス。
全体的には割と暗い雰囲気で構成されているんですが、それがこのバットマンのダークさに程よくマッチしており、うまい具合にかっこよさに昇華されている感じでした。
台詞回しも、個人的には非常に好きなものばかりでした。
話は変わりますが、アーロン・エッカート氏も良かった!
『サンキュースモーキング』の口八丁手八丁のタバコの広報マンも良かったんですが、今回の正義の男も実に魅力的に演じておりました。
後半は、かなり可哀想なコトになってしまいますが、それも含めて。
役者の属性的には個人的にかなり好きなタイプではないかと。
え~、なんか読み返してみるといきなり長々とジョーカー氏の話を始めてしまいましたが、まあ、それだけ衝撃的だったというワケなのです。
そして、そんな強烈なイメージを遺して旅立たれたヒース・レジャー氏には、心よりのご冥福を申し上げます。
次は『インクレディブル ハルク』か『ハンコック』が観たいかも・・・。
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